喜劇の中身

プロとアマの違い。


明確な定義なんてのがない。

お金を１円でも貰ったらプロと言う意見もあるが、私はそうは思わない。

アマで凄い数字を叩き出してる人が、
「プロがなんぼのもんじゃい」みたいなことを言ってると、途端にその人やその周りの人の鼻が長く見えてくる。

自由に泳げる広々とした水槽の中で、思うがままに泳げている。

決められた形の水槽の中で、思うがままに泳げているように魅せる。

きっと後者がプロなのだと思う。


その水槽の中で、他人の意思すら自分の意思のように…そして時には自分の意思を他人の意思のように魅せて泳ぐことで、水槽を作った人や水槽を管理している人の生活すら支えられる人がプロだと思う。

だから、例えその水槽が大きくても小さくても、有名でもあまり人に知られて居ないとしても、私は、プロにはプロにしかない凄さがあると思っている。


抑もが比べるものでもないはずなのに、比べてプロを必死で卑下しようとする声が多いのは、きっと圧倒的な差を見せられてしまうからだと思った。

それがどう言った点でかは、受け手によって異なるのであろう。


松本人志さんが言った。


プロフェッショナルとは？と言う問いに対しての言葉。

「素人に圧倒的な差を見せ付けることだ」と言う言葉。

この言葉の深さの全景を知れるほどの人間には私自身まだなっていないが、しかし納得させられている。

まだまだこれからだけど、もうここまで来ている。

そんな自分自身の背中を叩くために、この言葉を使わせて頂いている。


ほなまたね。