三日月

三日月

ねぇ ちょっとそんな逢うなり
被害者のような顔してさ
じゃあ僕のほうは さしずめ…刑事さ

そうでしょう？

もう まるで魔除けのように
見せ付けてくる薬指
そう その指輪の痕を舐めさせてよ

手錠の為に罪を増やしてるんだろう？
この僕に触った君なら
誰にも触れないで


想像なんかさせないで
近場で妄想を飛び越えて
閉じ込めて抱き寄せ反れる体は三日月
ねぇ外ばっか見てないで？
明日の勉強なんてしないで
僕のこと１００まで覚えて欲しい…


ねぇ ちょっとそんな買うなら
僕の分もついでに頼む
スーパーの袋に君も詰め込みたい


空は見上げるためにあるって思ってんの？
そうじゃない自分のしょうもなぁい小ささ知るため


犯罪者のくせして平凡な毎日を暮らしてる
逃げ出してねじ伏せ反れる体は三日月
涙なんていらないよ？滲んじゃってちゃんと僕が観れないよ
もう全て１００まで伝えたいから…


手錠の鍵に唾を噴きかけてくれ
もう握って離せなくなると わかっているんなら

妄想なんかいらないんだ
掴んじゃった遠距離感はいらないんだ
覗き込んで手を伸ばして観てる体は三日月
大事な日々生きてな 僕ならちゃんとここにいるから

君のこと必ず捕まえるから


作詞：私




もう８年くらい前の歌。

この歌好きな人。

ありがとうございます。